FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣


FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

「ファクトフルネス」とは、データや事実に基づいて世界を正しく理解するための習慣やスキルです。この本では、世界の基本的な事実に関する13のクイズを紹介しています。しかし、驚くべきことに、多くの人がこれらのクイズに正しく答えることができず、ランダムに答えるチンパンジー以下の正解率しか出せないことが明らかになりました。このような誤解や勘違いには、10の本能的な思い込みが関係しているとされています。

本書では、教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題など、幅広い分野について、最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介しています。これらの分野は、初めて聞く人にとっては難しいものかもしれませんが、著者のハンス・ロスリング氏の説明は非常にわかりやすく、面白いと評判です。本書には数式や難しい専門用語は一切出てこないため、誰にでも理解しやすくなっています。ビル・ゲイツやバラク・オバマ元アメリカ大統領など、多くの著名人から絶賛されている本書は、世界を正しく理解するための必読書として注目されています。

レビュー

・「世界は分断されている」との主張を本書を貫く基本原理として、わかりやすく表現されている。ただ、やや「くどい」ところがあるが、特に重要な「ファクトフルネスの大まかなルール」がまとめられており、役に立つ。また、著者の「えっ!?」と思わせる事実を提示するスタイルが印象的だ。

・「事実を数字で確認することの大切さ」を実感し、自分が客観的になるには、やはり事実を知るには数字を調べる必要があるという教訓を得た。本書は、良い教科書として刺激になる。

・本書には、目からウロコな内容があるが、著者の自慢話が随所に入っており、執筆レベルが本の価値を下げていると感じる。しかし、海外の価値観に合致しているのかもしれない。

・人間の悲観的な見方傾向をデータを使って指摘してくれる。しかし、文章が冗長で、種明かしをもったいぶっているため、イライラすることがある。それでも、本書は役に立ち、20項目の「ファクトフルネスの大まかなルール」は、特に重要だ。

・既成概念を覆す内容を持っている。人生を明るくする明確な事実があり、説得力のある一冊だ。

・人の視野が狭く、固定概念へとなっていくことがよく分かった。明確な事実が人生を明るくするため、情報のアップデートが必要だと感じた。

・データをあたること、思い込みで考えないことだ。ただ、本質的な部分への言及が少なく、事象の説明が多すぎるため、本書の読み応えには疑問が残る。統計やデータを扱う人や学んだ人にとっては新しい発見はないが、読み物として面白い。


FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣