幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」


幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

「ひとの幸せ」をテーマにした橘玲氏の著書は、自由、自己表現、共同体という3つの要素が幸福の条件であることを述べ、それらを実現するためには、金融資産、人的資本、社会資本という3つの要素が必要であると主張しています。

これらの3つの資本がどのように幸福につながるのかを解説しながら、8つの人生パターンに分類し、それぞれのパターンにおける幸福のあり方を論じています。

まず、金融資産は自由を実現するために必要不可欠であり、お金と幸福の関係やマイナス金利の影響について詳しく説明しています。

次に、人的資本は自己実現を実現するために必要であり、クリエイティブクラスとマックジョブ、サラリーマンの生き方、オンリーワンでナンバーワンの戦略、高齢化社会における戦略などについて詳しく解説しています。

最後に、社会資本は共同体を実現するために必要であり、友だちとは何か、個人と間人、うつの問題、フリーエージェント戦略、そして「ほんとうの自分」の探求についても詳しく論じています。

8つの人生パターンに分類される人々の幸福については、金融資産、人的資本、社会資本の組み合わせによって異なります。例えば、金融資産がないが友だちや恋人がいる場合は、人的資本と社会資本を持っている「リア充」とされます。金融資産があっても社会資本がない場合は、典型的な「金持ち」のパターンとなります。

最終的に、3つの資本をすべて持つことは困難であるとしても、少なくとも2つを持っている状態になることが幸福につながるとされます。

レビュー

「自分自身の人生が解りやすく可視化され何をしたらよいか手の中に降りてくる。騙されたと思い、一読を。」

「表紙の単語にひとつでも興味を持ったら買うべきです。この先生の著書はとても面白い。」

「40代のほぼ行き先が見えてる人生でも、このままでよいのか振り返るとき、かなり役に立つ良本だと思います。」

「岡田斗司夫の動画でこの本を知った。この本の新知見はその動画と帯の図式と、あとがきでほぼ尽きる。しかしこの本の価値はそれ以外の細部にも宿る。」

「この本で、「ソロ充」という言葉を知りました。この本が発祥の言葉ではありませんが、そういう概念があることを知れたおかげで、自分にも実現できそうだという勇気が湧きました。」

「タイトルが結論。でもこの本の神はそれ以外の細部に宿る。他著や自著の引用による経済学的見識や社会学的発見に、著者の本を初めて読む私は首肯や目ウロコの連続でした。」

「一つ一つしっかり説明をされてて納得感はあります。ただその根拠の説明が深すぎるところまで行くのでつらくなりますが、読後たまに思い出すことも多く、改めて読み返すことがあります。」


幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」